A.「何にでも挑戦してみるのが僕たちBe-laboです」 という返事を、とりあえず出してみた。 「ありがとうございます」 返事が来た。 そしてその後、詳細が報告された。 仕事の依頼が来たのだ。 4月号の企画のための八戸での取材についてだった。 正直な所、焦った。 取材のノウハウなんて、ほとんど無い。 ラジオの取材は、アンケートや ポータブルMDプレーヤとマイクを片手に、 ちょっとしたインタビューを、それも素人丸出しで行っていたのだ。 だが、今回はビジネスの一端である。 記事にするにあたっては、 インタビューをして、メモ書きもして、撮影もして、原稿も書いて・・・ これらをきちんとこなさなければ、 編集者の人たち、読者の人たち、そして、 多くのお店の人たち、協力者たちに迷惑をかけることになってしまう。 すべてが、今までにない経験だ。 「出来るわけがない。」 「やめるなら今のうち。」 という多くの不安と、 「やりゃあできる。」 「やる前に諦めるな。諦めるならやってみてからにしろ。」 という意欲がぶつかりあった。 決断は、今しかない。 <選択肢>
A.「僕たちには、プレッシャーが重すぎるようです。」一度、お断りの返事を出すことにした。 B.「一度、お会いして話しましょう。」 本部へと乗り込むことにした。 |