C.動けるだけ動こうと、お店のアポ取りを開始した。 電話番号を調べ、電話をかける。 企画内容を話し、取材許諾の申請をする。 さすがに断られたのも何件かはあった。 だが、結果的には数件、快く引き受けてくれた。 アポ取りを成功させた僕たちは、八戸へ向けて出発した。 その日の夜から、取材は始まったのだ。 僕たちの仕事は、こうして幕を開けた・・・。 初の取材を控えて、中野の顔からは笑みがこぼれることがなく、 まさしくどん底、といった空気を発していた。 だが、それを支えてくれたのは Be-laboメンバーと、取材をされる人たちの心であった。 その日から数日、別のお店も何件か取材をした。 そして、取材先の店長やマスターは、いつもとても温かく迎えてくれた。 僕たちは取材にあたってお店の話を聞き、 それぞれのお店や企業がそれぞれの願いや情熱、熱意を持って 仕事をしていることを知って、胸を熱くした。 始まりは、いつも大きな不安と共にある。 4月号の取材が一段落した後、僕たちは・・・ <選択肢>
A.これからはもっと気楽に考えて仕事をしよう、と思った。B.「今後も、この不安と闘いながら仕事をしていくことになるのか」 と、気が重くなった。 C.仕事をしていく上で絶対にミスをしないよう、 気を引き締めることにした。 |