活動報告

大学祭で番組公開録音を行う
10月11日午前 大学キャンパス内2号館1F

いよいよ秋桜祭。
今年の大学祭は一日限り。
そこでBe-laboは「番組公開録音」を行うのである。
本番前日であるこの日、機材のセッティングを済ませておく必要がある。
BeFMから機材を車で運び、
二号館の掲示板前に機材をセッティングする。
事前に二度の練習を兼ねての収録をしているので、
すぐに終了。

セッティング完了
練習を積んでおけば、準備はアッという間。

ここでちょっと、イスに座ってイメージトレーニングをしたり、
練習とお遊びでMDを持ってきて曲を流したり、
マイクで喋ったりして調子を確かめる。
まったく問題はない。
こうなると、なんだかウキウキして来る。
今日、収録をしてしまいたいくらいだ。

余裕のヨッちゃん
明日のことを思うあまり、虚空を眺める司会のまっち。

もちろんそうもいかないので、
お次は貼り紙づくりとそれをキャンパス内に貼る作業をする。
百円ショップで買ってきた模造紙とペンで、
公開録音の告知ポスターを手書きで作る。
キャンパス内の、お客さんが通りそうな所にそのポスターを貼る。
この作業が、すごく楽しい。
勝手に「順路」と書いた紙も掲示板に貼って、
お客さんを収録現場に仕向け・・・いやいや、
お客さんが迷わないように、誘導してさしあげる。
素晴らしいお心づかい。

昼になり、今日は撤収。
「明日はうまくいくだろうか。お客さんの反応はどうだろうか。」
本番を前にして、眠れない夜を過ごしたメンバーが、
いたとかいなかったとか。

10月12日午前 大学キャンパス内2号館1F

9時に集合と言ったのに、遅刻者一名。
それは誰かと尋ねたら、それはアイツ“しかない”、と。
何はともあれ大学祭は始まっている。
午前中は「過去の放送を振り返る」と題して、
厳選した過去の放送を、スピーカーで外に向かってバンバン流す。
その間、メンバーは雑談。
ふっち〜も駆け付け、本番を目前にして
リラックスムードのまっち、鹿内くんと、
こういう時は緊張しっぱなしの中野。

午前中
キャンパスに入ってくる人の視線が・・・。

過去の放送を聴きながら、
「こーだ、そーだ。あーだ、どーだ。」と雑談。
と、その時・・・
なんと目の前を、大学祭の一大イベントである
人気アーティストのライブに登場する
ストロベリー・ジャムが横切った。
「うぉぉっ!!」と、
思わず誰かが奇声を発した、かも。
・・・不審がられた、かも。
同じ“畑”の人間でもあるまっちと、
古今東西のアーティストに目がないふっち〜は、
興奮のるつぼであった、かも。

そそくさと歩き去る面々。
大学祭を楽しむためのお忍び(?)だったのだろう。
もしこれが収録中だったら、
スペシャルゲストとして登場してもらえたかもしれないなぁ、
と、ちょっと惜しさを感じながら、
時計の針は真上に差し掛かろうとしていた。
気がつけば、もう本番の時を迎えていたのであった。

10月12日正午 大学キャンパス内2号館1F

客席があって、ADの合図で
お客さんの拍手と共に番組スタート!
・・・とはいかないが、(理想はそんな感じだったが)
スピーカを通じて
オープニングテーマを景気よく流し、
「さあ、始まりました!」
と、まっちの威勢の良い声でスタートした公開録音。
何が起こるかわからない、そこが醍醐味のノンストップ収録。
60分の限られた時間内で、
たくさんのお客さんや学生、教授をとっ捕まえて
いろいろとインタビューをしよう、と思っていたら・・・

公開録音スタート
一時間、ほとんど喋りっぱなし。そこへ・・・

なんと!!
我らが八戸大学の学長が通りかかったのだ!
すかさず、鹿内くんがインタビュー。
差し出されたマイクに、
講演さながらの大演説!は冗談だが、(ウソばっかりでスミマセン)
恐縮しまくりのメンバーを激励し、
たくさんの差し入れを置いていって下さった。
収録の合間、一曲流している間に
美味しくいただきました。

学長登場、というなんとも贅沢なハプニング。
その他にも、
津軽弁バリバリでゴルフ大好き、三味線が得意な英語の先生や、
いつも授業が気持ちよくできるように教室を掃除して下さるおばちゃん、
ただ通りかかった子ども等、公開録音は大収穫。
事前に呼んでいた友だちが、
ボイコットやマイクを前に躊躇をしたのは
誤算、というよりは思っていた通りだったが、
本部と間違えてイベントを行っている場所を尋ねてくる人や、
出店のお客さんの呼び込みのためにマイクを使わせて欲しい、
と言ってくる人がいたのには、
可笑しくもあり、頭を悩ませたものでもあった。

時はあっという間に過ぎ去り、一時間が経とうとしていた。
喋りっぱなし、録りっぱなしの番組も
いい加減、締めに入る。
エンディングナンバーを流し、エンディングトーク。
こうして、番組公開録音は
ひっそりとその幕を閉じたのであった。

本番を終えて・・・

公開を後悔
タコスを喰いながら今日の出来事を後悔(そんな事はない)。

収録中、緊張感はいつの間にか消え去っていた。
そして終わった後は、爽快感でいっぱいだった。
公開録音は、また一つ新たな経験を与えてくれた。

だが、まだ終わりではない。
一週間後までに、収録した内容を編集して完パケして
番組として放送する予定なのだ。
賑やかに幕を閉じる大学祭の中、
帰ってからもまだ闘いの残されている状態のBe-laboは
やっぱり眠れない日々を送ったとか・・・。


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