収録ウラ話

− 第十八回放送 −
収録日 1/25(土)
中野が苦手とするテーマ。
まっちが得意とするテーマ。
それが“恋愛”である。

なぜ、これが今回のテーマとして取り上げられたのか。
それは以前、八戸大学でアンケートを行った際に
「ラジオ番組で取り上げてほしいテーマはありますか」という質問も載せたのだが、
その回答に『恋愛特集』と書いた、とゲスト女性陣の二人が教えてくれ、
さらには「ゲストに呼んで」とまで言ってきたのだ。
本人たちは冗談半分のつもりだったらしいのだが、
それを間に受けた中野はゲスト出演を要請。
まさかの依頼を受けて二人は驚いたようだが、
「男ばかりだった番組を明るくしよう」
「楽しいトークを繰り広げてみせよう」
という、『番組を面白くしよう』という確固たる意志、があったかどうかは定かではないが、
とにかく強い意気込みと共に、収録に参加してくれることとなった。

さて、気合いも高らかに、勢いよく始まった番組内容はテーマに掲げた通り、
まっちと中野、そして恋愛経験豊富なゲスト同士の、
恋愛遍歴や異性観の告白合戦となった。
まっちの合コン話や、女性陣に連れて来られた三人目のゲスト
エビナくんの恋愛マル秘エピソードの数々、
そして何より、女性陣の恋愛観やエビナくんいじりに
スタジオ内は、常に笑いが絶えなかった。
(ちなみにこの収録では、エビナくんは女性陣に終始からかわれ、
 “けちょんけちょん”にされる役回りとなっていた。
 まあ、誤解があってはいけないので(一応)書いておくと、
 エビナ君に対する『キモイ(気持ち悪い)』連発のからかい半分のトークは
 本人たちにとっては、あくまでも日常会話です。
 いつも、あんな感じで和気あいあいと、発言にケチをつけたり文句を言ったり、
 けなしたりするのが、本人たちにとっての最高のコミュニケーションなのです。たぶん。)

その中で、常にレッドフェイス(赤面)状態だったのが中野。
まっちとゲスト同士の熱いトークになかなか加わることができず、
顔を紅潮させて、ただただ傍観。
いつ、自分に話を振られるかとドキドキしながら
三人の話を、言葉を失いかけながら聞いていたのだが、
それに気がついたゲストに、すかさず突っ込みを入れられる。
「好きな女性のタイプは?」「年上と年下、どっちが好み?」
といった、中野にとっては少々キツイ質問の連続に、上ずった声で
その場しのぎの思いつき(とは言っても、心のどこかではそう思っているのかもしれない)
回答で何とかその場をやり過ごす。
だが、頭の中がとにかくあたふたしている中で
「好きな人はいるの?」
と聞かれてしまったのが運の尽き。しどろもどろになりながら、
「内緒」と答えてしまった。
「えぇーっ!?」(ゲスト)
「お、これはオレも知らねーぞ!」(まっち)
というやりとりにますます慌ててしまう。
“その答えは、『いる』と答えたのと一緒だぞ”と気付いてから、
一人静かに、真っ赤だった顔を、今度はサァッと青くしたのでした。

しかし、これまでの番組に比べれば、最も“学生らしい”内容であった、とも言える。
たまには、こんな雰囲気の番組もいいじゃないですか。
これ位、毎回トークに弾みがあって明るい方が、
聴いている方も楽しい、ですよね?
・・・もう、コリゴリですが。
(でも、いずれまたやりそうな予感も・・・)


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