収録ウラ話

− 第五十・五十一回放送 −
屋台村収録日 9/9(火)
「呑みながら収録してていいのかよ〜」
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、
お店を紹介するロケでは、
やはりそこでの食事を楽しみながら賑やかに収録をしたいものです。
とは言え、
お酒を呑みながらの収録は、やはり“失礼なもの”かもしれません。
馬鹿騒ぎになったり、支離滅裂になったりしかねませんから。
しかし今回の放送では、
ベロンベロンになりながらのトークには決してならなかったと思います。
しかも、今回の司会進行を務めた中野はお酒をまったく呑んでおりません。
段取りもちゃ〜んと紙に書いてきたので、
手前味噌ではありますが、流れも良く収録出来たと思います。
(ちなみにこの日は、鼻風邪をひいていて鼻水ダラダラの状態だったのです!)
そして何より、屋台村で収録をするのに
何も食べず、何も呑まず、ただ話をするだけでは
お店の魅力は伝わらないと思うのです。
自称“口下手な店主”の河村店長さんに本調子で話してもらうためにも、
今回のシチュエーションは大切だったのです。

屋台の楽しい雰囲気を伝えるのが僕らの番組の使命。
これが、スポンサーとなっていただいたマンキ食堂さんへの恩返しにもなるのです。

マンキ食堂にて
収録の様子。「鹿内くん、レモンハイ飲み過ぎ!」

それはさておき、
『思えば遠く来たもの』です。
放送第五回目にして
「ここまで来てしまいました・・・」と言っていたのが、もうその十倍!
まっち曰く、
「三ヶ月で終わるものだと思っていた」そうで、
我ながら、この継続力には驚いております。

さて。
実は今回、
『過去を振り返る』ための予習の意味合いも込めて、
先日、番組の過去の放送を何本か聴き直してみたので、
この機会に、『ウラ話』とも違う、
その時の正直な感想でも書き連ねておきたいと思います。

まず、一本目は10月6日放送の記念すべき第一回目です。
初の司会進行は中野ですが、
番組スタートの第一声は、何を隠そうまっちでした。
いま聴くと懐かしい、初期の番組テーマにおいての
タイトルコールの大絶叫
「Be-laboまるはち研究室!!まるはち研究室!まるはち研究室・・・(以下エコー)」
実はこれは、まっちの声なんですね。
って、いま明らかにして驚きを誘うような、そんな重大なことでもないのですが。
それで、この回の感想なのですが、
やはり気恥ずかしいですね。
何しろ、初っぱなのギャグが滑った(つかみを失敗した)のですから。
そのギャグとは・・・
「こんばんは。6時、30分前です。ついに始まりました・・・」
5時30分をわざわざ“6時、30分前です。”と言わなくても・・・
というものだったのですが、見事にサラッと流れていきましたね。
その後の進行もたどたどしいったらありゃしない。
他人行儀な雰囲気に、思わず早送りです。
ちなみに、今では番組準レギュラーのような存在の
『はっち』及び『はち』でお馴染みの蜂屋くんも、
この回に登場しておりまして、収録時は、
「あまり口数の多くない、物静かな人物」
という印象を受けたのを覚えています。
それが今では・・・。

さて、二本目は第11回目、12月15日放送の『大学生とその親』です。
大学生が親に対してどれだけ迷惑をかけているかを
アンケート調査し、その発表をしました。
「親への一言」の代弁の際に感動的な演出をし、
そのままヤノスへ、という流れだったのですが、
その、ヤノスのコーナーが実に馬鹿馬鹿しいのですね。
ふっち〜が実家からお送りする、という設定で
食卓の風景を演出したのですが、
父「お母さん、お茶!」
母「わかってるわよ!」
ペット「にゃあお。にゃあお。」
と、ふっち〜家はハチャメチャな様子。
もちろん、これらの台詞は全部アドリブです。
このヤノスが一番好きですね。
ちなみに、父は荒井さん、
母とペットは中野が担当いたしました。

三本目は今年の始め、1月5日放送の第14回目「夢」。
年末の、慌ただしい時期での小学校への取材を行った、いわば意欲作です。
いま思えば、“小学校への取材”という大それたことを
なぜ実行出来たのか、実に不思議なのですが、
それだけに、まっちにはとても思い出深い回となりました。
ちなみに、番組テーマが変わったのもこの回から。
この回のみ、現在流れているものよりもスローテンポの曲だったのを
覚えている人はいるでしょうか。

四本目は2月2日放送の、第18夜「恋愛特集」。
いや〜、参りました。
いま聴いても、照れ笑いが止まりません。
しかし、エビナ君いびりも、何度聴いても面白いですね。
これは、編集に特に気を使わなければならなくなりました。
というのも女性陣に、中野が突っ込まれるところを
「放送するように。」
「カットしないように。」
と念をおされていたためなのです。
それにトーク時間が、詰めの段階までオーバーしていましたから、
最後の最後まで、トークをかなり削りましたね〜。
まぁその分、いま聴いても
かなり出来の良い部類に入る回だったと思います。
自画自賛。自画自賛。

五本目は、3月9日、第23回目放送の「芸術」の回。
『はっち』と『空すぐり』両氏の、芸術に対する想いを探り出す。
う〜ん、テーマとしては単純ではあるけれど、
これこそラジオ番組、これこそ教養番組のあるべき姿ですね。
(・・・えっ!?教育番組だったの?)

まぁ、このように、回をこなすごとに
構成や音のレベル、何より緊張感やメンバーの声の張り具合など、
変化を遂げているBe-labo。
今後は、マンキ食堂さんでのロケのように、
ポータブルMDプレーヤとマイクを手に、
どこか方々へと繰り出していきたいと思っております。


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